メンヘラママで、いいわけねー! 〜産後うつからの脱出〜

29歳出産、30歳産後うつ。32歳第二子出産。34歳夫と3歳娘。0歳娘今年誕生。

インフルエンザ!

おはようございます。

最近あんまりヘラってないちよこです。

先週金曜、ついに魔のトンネルを抜けました。

朝の光が眩しい!空気美味しい!パンが美味い!!

と旦那&娘を送りがてらカフェに寄ってゆったり過ごしたり、

旦那の誕生日祝い(と言ってもうつ期だったので準備0)したり、

趣味のイベントに出かけたりととても楽しい週末でした。

 

……が。

火曜日から発熱。

おっかしーなー、娘の風邪うつったか?くらいでした、最初は。

しかし、どんどん上がる熱!全身に広がる関節痛!

おかしいぞ。

夕方熱が40℃を越えた時点で、「こりゃインフルエンザだ」と確信しました。

(多分イベントでもらってきたんだろうな〜)

 

翌日、旦那に連れてってもらい病院へ。

先生「予防接種は打ちました?」

私「はい」

先生「うーん。それで40℃も熱出るってありえないんだよね〜」

私「えっ」

先生「たぶん、効いてなかったんでしょうねワクチン」

私「ええっ!?」

そんな……じゃあ私はこの冬、「ワクチン打ったし余裕余裕♫」と思いながら

過ごしていたけど、実はノーワクチン状態で過ごしていた……と!?

んなアホな……。

 

その後検査(鼻に長ーい綿棒突っ込まれる痛いやつ、すごい変な声出た)で、

はい、見事A型陽性!!!

発症日はカウントされないそうなので、昨日から五日間の外出禁止令が出ました。

私の三連休……終わった。

 

というわけで、今も基本安静にして過ごしています。

普段使っていない部屋に私は隔離。

他の部屋に出る時にはマスク着用。

なかなか不自由な生活ですが、なってみて良かった事もありました。

 

それは、「病気の時は休んでいていい」と実感できた事。

風邪でもインフルでも具合が悪かったら寝て休む。

当たり前ですね。

でも、自分の心の病気だとそうは思えなかったんです。

「体のどこも悪くないのに、寝てばかりいるダメなやつ」

そう自分を責めていたんです。

インフルになって寝込んだ事によって、

「具合悪い時に無理して起きるなんてよくない。ちゃんと休もう」

という事が自分の心と体でちゃんと実感できたんです。

「うつっていう病気なんだから休んでいろ」

とよく旦那に言われていましたが、そんな風には思えませんでした。

でもこれからは、自分に「ちゃんとやすんでいいんだよ。病気なんだから」

と調子の悪い時に言ってあげることができそうです。

なんとなく復活。

今日も今日とて元気にメンヘラ!

患ってます。太陽の光が眩しいです。

 

というわけで、長らく放置していたブログを再開することにしました。

よくこんなに放置していたなと自分でもびっくりです。

我が子の成長は早いですが、まだ一年しか経っていないんだなとも思います。

子育てって時間の感覚がわからなくなります。

 

そんな私の2016年は散々でした。

このブログを始めた一月なんかは自分のFacebookも更新していました。

多分、「自分は大丈夫!」「元気に育児やってます!」って

周囲にアピールしたかったんでしょうね。

このブログを始めてみたりとか。

ほんと、必死でした。

 

そこから、

4月→そろそろ自分の将来が気になり始め、

急に産前通っていたネイルスクールに復学しようとする

5月→友人から保育園に入れてみては?と聞き、すぐに行動

全然入れない現実を知る

この辺で本格的に自分の未来が分からなくなりパニックに

胃痙攣で病院に運ばれる

このままでは家族の誰かが死んでしまうと役所に陳情

6月→私、うつ病と診断。傷病理由で娘、保育園へ通うことに

 

そして、私はずーーーーーーーーっと休んでます。

どう思います?

世の中で毎日元気で働いている人、子育て頑張っているお母さん。

私のことどう思うんでしょうね?

穀潰し?

生きてる価値がない?

母親の資格がない?

大丈夫、そんなこと私が一番思いながら生きています。

 

働いてもいない、子どもの世話もできない。

ただ毎日生きているだけ。

そんな私っている意味あるのでしょうか。

 

29歳で子どもを産んで、一年子育て頑張りました。

無理でした。病気になりました。

その先には何もありません。

母親として育児を頑張る人生も、

働いて世の中で役に立つ人生も、

子どもを産まずに悠々自適に過ごす人生も、

私にはどの選択肢も選ぶことができないまま30歳になってしまいました。

 

そんな30歳も折り返し地点過ぎました。

でも、そんな私が生きていることを知ってほしい。

いつかはこんなブログ書いたねと笑えるような人生になってほしい。

そんな気持ちでこの文章を打っています。

 

これからも日々の出来事や自分の病気のこと、書いていこうと思います。

どうか、誰かの目にとまりますように。

同じような状況の誰かに届きますように。

「赤ちゃん 〇〇」で検索することの無意味さ

こんばんは、ちよこです。

なんだか、一つ前の記事がたくさんの方に読んで頂いたようです。

ありがとうございます。

(やっぱ、あんな超人ママはいないって思ってるお母さん多いってことだよね!)

 

siskin.hatenablog.com

 

 

先日、娘が5ヶ月を迎えました。

今までは私のネントレのおかげで、朝までぐっすりスヤスヤな子だったのですが、

最近はちょっとの物音で起きます。

なので、夫婦揃って忍者のように暮らしています。

 

さて、今日のテーマは「育児とネット検索」についてです。

私は娘が初めての子供ということもあり、

育児について、産前に全く情報を仕入れていませんでした。

(もし無事に産まれなかったら…とか、産んでから考えりゃいいとか思ってました)

そして育児が始まってから怒涛のネット検索の日々が始まったのです。

 

「赤ちゃん 寝ない」

「赤ちゃん 授乳 何回」

「赤ちゃん お昼寝」

「赤ちゃん 機嫌 悪い」

「赤ちゃん 泣き止まない」

 

毎日毎日、必死で手がかりを求めて検索しました。

当時は里帰りしていましたが、母親はあてにならず、

祖母の大昔の育児知識では殆ど役に立たなかったのです。

 

そしてグーグル大先生が1ページ目で出してくるのが、育児系の情報まとめサイト

「赤ちゃんが夜寝ない。ママにとってこれほどストレスになることはありませんよね」

と優しい語り口調で語りかけてきます。

「赤ちゃんが寝ない原因は様々ですが、以下のような事が考えられます」

ふむふむ…これは知ってる。これも知ってるぞ。

「寝ない時は試してみて!先輩ママおすすめ寝かしつけテク!」

知ってる、やってる。これ全部試してそれでもダメだから調べてるの。

「いかがでしたか?赤ちゃんが寝ないと大変ですが、睡眠時間が短いのも

その赤ちゃんの個性かもしれません。うまく付き合って楽しく育児できると

いいですね!」

 

ねぇ、読んだ時間返して。

「赤ちゃんの個性☆」で片付けられたら、最初から苦労しないっつーの!!!!!

そんな広い心で受け止められないくらい、こっちは追い詰められてるんだよ…。

 

確かに育児系サイトに書いてある情報は有効な情報もありますが、

全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないんです。

「赤ちゃんってだいたいこうすればイイけど、

それがあなたの赤ちゃんに当てはまるかは分からないゾ☆」

という注意書きが「赤ちゃんの個性☆」なんて一言に集約されている気がします。

もちろん個性はあるんでしょうけど、

そんなの分りきった上で役に立つ情報がないか探しているんです。

 

そんな事を繰り返すうちに虚しくなってきて、調べるのをやめることにしました。

だって、私がそうやってスマホやパソコンで調べ物をしている間も、

赤ちゃんは泣き止まないし、寝ないし、お腹空かせてるし。

答えは目の前の赤ちゃんと向き合って、二人で作っていくしかないんです。

 

…とは言っても自分が辛い時には、

「育児 辛い」「育児 死にたい」「育児 孤独」

とか調べてますけどね☆

 

弱くてもいいさ、明日も娘と私が元気なら。

キラキラママとヨワヨワママの違い。

こんばんは、ちよこです。

思うことはたくさんあっても全然書く時間、気力、体力もない。

毎日ネタはあってもさらさらと時間が過ぎていきます。

脳を読み取ってくれるスキャナほしいです。

 

今日は夕方のニュースeveryである特集を目にしました。

「お母さんの財布」。

赤ちゃんのいるママの節約術を公開!という謳い文句に惹かれて観ました。

が、とんだ間違いでした。

まず、そこに登場する新米ママさんのプロフィールはこんな感じ。

 

・元チアリーダー

・ご主人は経営コンサルタント

・家賃13万円

 

…この時点で録画ボタンストップ。

ちょっと待って。待って。全然参考にならない。

 

まだまだ続きます。

 

・息子さん生後3ヶ月

・昼間は電気代節約のため、外出

・ベビーダンス教室に通う

コストコ行ってママ友と食料品をシェアして節約

・食事は子どもが寝たあと用意して、朝食・昼食も前日の準備でサクッと作る

・夕飯は子どもがご機嫌なうちに作る

・趣味はスイーツの食べ歩き

ラグビーをやっているご主人の応援にスポーツ観戦に行く

 

待って。待って。何言ってるの。

本当にわからない。

 

生後3ヶ月でしょ?

そんなにパワフルに活動できるもんなの?

ワオワオパワフルデイなの?

「わお!わお!今日も楽しいいぇーい!」なの?

夕飯の支度中にも子どもがグズって「あらら〜大丈夫だよ〜」と様子見に行って、

ネムリラごとキッチンに連れて来ればあら不思議、赤ちゃんニコニコ♪

……どこの世界の話だぁあああああーーーーーーっ!!!!!

 

わかった!これドラマなんでしょ?そういう撮影なんでしょ!?

テレビの特集だからこういうご機嫌なシーンだけ撮ったんでしょ?

そうでしょ!?そうでしょ!?!?

そうだと言ってよおおおおおーーーーーっ!!!!!

 

頑張ってるママさん、とっても素敵です。

でも、こんなのテレビで放送しないでよ。

子育てしてない人が見たら、

「へぇ〜、お母さんってこんなにいろいろ活動できるんじゃん、楽しそう」

って思っちゃうよ。

テレビだからこのくらいパワフルなママじゃないと特集にならない。

それはわかるんだけどさ、お願いだから…

普通のママを追い詰めるようなことはやめてくれ。

 

やっぱり第一に年齢(と言ってもこのママさんと私ほとんど年齢変わらないけど)、

第二に体力、第三に産前どういう生活してたかじゃないですかね。

元から家事も計画的にできて、外出大好きで、一日中出かけてても疲れなくて。

そういう人なんじゃないですかね。

家事もまともにできなくて、インドア派で、一日出かけたら寝込んで。

そういう人は子育てだけでいっぱいいっぱいなんじゃないですかね。

 

私も毎日パワフルに生きられるようになりたいなー。

わお!わお!わおわお楽しいいぇーーーい!!!!!

 

年始のご挨拶

あけましておめでとうございます。
今日から新年ですね。

新しい年の始まりですが、区切りはあれども子育ては同じ事がずっと続くような気がしてこっそりため息のちよこです。
いつも見ている占いにも「獅子座はメリーゴーランド。どこにも行かない、けどどこにでも行ける」と書いてあって笑っちゃいました。

そう、まさに育児はメリーゴーランド。
どこにも行けない(肉体的にも立場的にも)。
けどどこにでも行ける(精神的には)。
精神的にもどうにもならない事は沢山ありますが、心の中は自由ですもんね。
そんな気持ちでまた育児、頑張らずにゆるゆるやっていきたいと思います。

今日は義母の作ったお雑煮とラーメンとおせち食べて寝てた!
ダラダラできる義実家サイコーです!!!

今年のまとめと来年の抱負

こんばんは、ちよこです。
メモ程度ですが、簡単に。

旦那と紅白ウラトークならぬ、ちよだ家ウラトークをしました。

Q.今年を振り返って相手へメッセージをどうぞ!
旦「今年は娘をこの世に…という大仕事をよく頑張ってくれました」
私「『妊娠出産の主役は女性、どんなに協力的でも男性は脇役にしかなれない』とコウノドリでも言われてたけど、立派な脇役をやってくれた。助演男優賞あげます。」
「でも、育児は夫婦二人が主役だから、二人で主演女優・男優賞とれるように頑張ろうね」

Q.相手への来年の要望は?
旦「子育てを楽しめるといいね。」
「それから…パニックにならないように。自分のできる範囲を見極めよう」
私「……はい」
私「料理のできるイクメンになってね!」
「あと、人の話はちゃんと聞こう」
旦「……はい」

娘が生まれた年が終わります。
来年はどんな年かな。
来年の今頃、娘はどんな姿を、どんな笑顔を、見せてくれるのかな。
とっても、とっても楽しみです。

日記の由来ときっかけ

こんばんは、ちよこです。

さっそく書きたいことがたくさんあるので、書き出していこうと思います。

 

そもそもなぜ育児ブログを始めようと思ったのか?

きっかけは一人の友人の訪問でした。

Y君という大学時代の後輩が私の娘に会いに来てくれたのです。

彼とは卒業後も交流があり頼れる友人の一人です。

猫仲間ということで、我が家に猫と娘を見に訪れました。

 

話は変わりますが最近、私はツイッターに漫画を投稿するようになっていました。

子育て中の唯一の息抜きといいますか、ちょっとした落書き程度のものですが、

日々の様子を残していければいいと思って娘が寝た後に少しずつ描いていました。

 

彼も私のアカウントはフォローしてくれていたので、

子育て漫画についての意見を聞きたいなと密かに思っていました。

その日もちょうど新しく漫画を描いていましたので、

お茶を飲みながら、漫画の用紙を出して話を始めました。

 

「あのね、最近私、漫画描いているじゃない」

「あぁ、あれですか」

「そう、それでね…」

「あれ、文字とか写植入れないんですか?」

 

「へ?」

「いやだから、写植ですよ。読みづらい。あとちゃんとスキャナー使ってとりこんでます?絵が消えてる部分ありますよね?」

「…う、うん。それはそうなんだけど、娘が寝てる時間に描いていて、同じ部屋のスキャナーやパソコンは動かせないの。だからちょっと難しくて…」

「人に見てもらうならそれなりに体裁整えないと。見てもらえませんよ?」

 

……。

ハイ、そうですね。

仰る通りだと思います。

描いたものを人が読んでくれる以上、

その人の貴重な時間を使っていただいているわけで。

だからきちんとした形で仕上げろ。それはわかります。

 

でも。

日中子育てでクタクタになって、本当は今すぐにでも娘と一緒に寝て体を休めたい。

それでも私は自分の時間もなければ、心が死んでしまうし、

娘の日々の成長の証を残してあげたい。そんな一心で描いていた。

外に出る気力もなくて、コンビニでスキャンするとか、

そんな事も思いつかないくらい頭も働いていなくて。

でも、そんなの。見てくれる人にとってはただの「言い訳」なんですよね。

 

そんな事をぽつぽつと彼に話しました。

「俺も会社で働いて疲れてるからわかりますよ」

「睡眠とったらどうです?昼寝したり。あと、ゆっくりお風呂に入るとか」

 

睡眠?

授乳があって3時間おきに起きなきゃいけないのに?

昼寝?

娘は昼間全然寝ません。寝るときは私の抱っこじゃないとダメ。

その状態で昼寝しても全然休まらない。

お風呂?

娘を入れて洗って、自分のことは後回し。

もう一度夜ゆっくり入る気力もない。

 

子育ての辛さは、普通に働いて普通に自由のある人にはわからない。

そんな無力感から、それ以上育児について話や、漫画の話もやめました。

 

でも、そんな時思ったんです。

「こんな事でへこたれているなんて、弱すぎじゃない?」

「こんな調子でこの先やっていけるだろうか」

少なくともこのままじゃよくない。

でも、でも、私は弱い。

それをまずは自覚しないと。

弱いなら弱いなりに、なんとかしないと!

 

世の中には確かに育児も家事も仕事もこなせて人生充実してる女性もいるでしょう。

でも、私みたいに弱くて不器用で体力もなくて毎日生きるだけで精一杯。

そんなお母さん、たくさんいると思います。

自分の弱さを記していくことで、弱い自分と向き合っていけたら。

こんなダメダメな人でも母親やってるんだ、って誰かに思ってもらえたら。

そう思って、自分の記録を残していこうと決めました。

 

そうと決まればブログを書こう。

タイトルは?

旦那に聞いてみました。

「私を何かに喩えてみて?」

「…すぐ死にそうな鳥。ひよわなのに、いつもうるさいもんね」

だいたい当たってます。

『鳥 弱い』で検索。

「まひわ…?弱い鳥って書くんだ」

なんだか、ピッタリです。

小さくて、色も黄色でかわいい。

「よし、『マヒワの育児日記』にしよう」

こうして、私のヨワヨワ記録がスタートしました。