メンヘラママで、いいわけねー! 〜産後うつからの脱出〜

29歳出産、30歳産後うつ。32歳第二子出産。34歳夫と3歳娘。0歳娘今年誕生。

雨の日の過ごし方。

こんにちは。約十日ぶりの更新です。

別に伏せっていたりメンヘラが加速していたわけではないのですが、

いろいろと忙しくしておりました。

いいことも悲しいこともたくさんあって、消化しきれないでいました。

 

まず、いいことはバイト先が決まったこと。

働くのは実に三年ぶりになります。

そんなにか、とちょっと驚きです。

受かったお祝いに家族で焼肉に行ってきました。

いつかバイト代が入ったらおごってねと笑う旦那に、いいよと頷きました。

私でも家族のために何かできるようになるんだなと嬉しい気持ちです。

 

一方、悲しいこともありました。

娘の保育園の先生がご退職されたのです。

先生には本当によくお世話になっていて、たびたび病気の相談にも乗って頂きました。

先生はご自身も精神疾患にかかった過去がおありでした。

その原因も私と同じ育児ノイローゼ

だから、とてもよく気持ちを分かってくださって本当に頼りにしていたのです。

なので先生が保育園からいなくなるのがとてもショックでした。

慌ててレターセットも買ってお手紙も書きました。

ほんの少しでも感謝の気持ちが伝わっていればいいなと思います。

 

ところで、今日は雨ですね。

ずっとずっと雨の日は気分が塞ぎがちで今までは寝込むことが多かったです。

今日はというと、引きこもりですが趣味の製作をしてブログを書いてと、

割と楽しんでいると思います。

お世話になった先生の言葉のおかげだと思います。

以前「どうやって病気を治しましたか?」と聞いたことがあります。

先生はこうおっしゃっていました。

「いつまでも病気でいていいのかと思うようになった。

 自分の人生なんだから、ずっとこのままではいけないと思った」

この言葉が、私の背中を押してくれた気がします。

病気でいれば何も変わらない。それはある意味ラクかもしれない。

でも。本当にそれでいいの?

 

先生のおかげで私は今こうして雨の日も穏やかに過ごせています。

病気にならなければなかった出会い。知らなかった人。

いつか、そういうことすべて引っくるめて病気になってよかったかもと思いたいです。

うつと料理

こんばんは。

オーブンで鶏肉を焼いている間にパソコンに向かっているちよこです。

今まさにオーブンの中で美味しい料理が作られています。

他にもサラダとスープを作って、ご飯も炊けてホカホカです。

(と昨日途中まで書いてパソコンがフリーズしました。朝から夕飯の話です)

 

こんな日が我が家にまた来るとは思っていませんでした。

産前から台所に立つのがきつくなってしまい(この時はうつのせいではないです)、

だんだん料理を作らなくなってしまいました。

産後は無理やり気力を奮い立たせて赤子連れでスーパーに行き、

寝てくれたわずかな時間で料理を作っていました。

全然楽しくなかったです。

料理はもともとそこまで好きではなかったのですが、

この辛い時期のおかげでますます嫌いになってしまいました。

「子どもがいても家事を頑張る!!」とめちゃくちゃ気張っていました。

当然そんな無理が続くわけもなく、私は家事ができなくなりました。

 

私は産後うつ診断を受けてから、少しの間心療内科に通いました。

しかしすぐによくなったと思い通院をやめてしまいました。

なので、いつからうつだったのかはわかりませんが、無理に家事をしていた時期から

すでにうつになっていたのかもしれない……と今なら思います。

 

料理が再びできるきっかけをくれたのは、私の祖母でした。

祖母が私達の家に来て数日滞在してくれた時に一緒にいろんな料理を作りました。

誰かが作ったご飯って美味しい。

それを皆で食べるともっと美味しい。

私が忘れていた事を、その数日は思い出させてくれました。

それから、少しずつ、少しずつですが料理ができるようになってきました。

 

今までずっと寝込んだり調子が悪かったりして、

旦那と娘には美味しいものを食べさせてあげられませんでした。

今はできたての料理を出すと娘が「きゃー!」と歓声をあげて食べてくれます。

旦那も反応は薄いですが「美味しいよ」と言って食べてくれます。

娘も「美味しい?」と聞くとほっぺに手を当ててぺちぺちとたたきます。

「美味しい」というジェスチャーらしいです。

そんな光景を見ると、料理頑張ってよかったなと思えます。

 

きっと無理やり頑張っていた時期は「自分のために」頑張っていたんだと思います。

でも今は「家族のため」に料理を作りたいと思います。

もちろん無理せずに、自分のペースで!

ゆっくりやっていきたいと思います。

トラウマ治療をうけてきたよ その2

 今日は2回目の更新、ちよこです。

飽き性の私がブログを続けて三週間。自分で自分を褒めていいと思います!

 

トラウマ治療体験 2回目

というわけでさっそく2回目の治療です。

今回も自分の過去話を一切聞かれる事なく治療が進みます。

(ソマティック・エクスペリエンス(略してSE)は、トラウマの内容を思い起こさせる

ことなくトラウマを忘れられるようにする治療法だそうです)

私はカウンセラーさんに最近の体調を相談しました。

うつ状態になると頭でいろいろとマイナスの考えが止まらない。

 その考えを追い出すために、本やパソコン、スマホが手放せない」と。

カウンセラーさんの問いかけで体の状態をだんだん知っていく問答が始まりました。

 

「今、どんな気持ちですか」

「緊張しているんですね」

「その気持ちは体のどこからでてきますか」

「その気持ちの時に体のどこに力が入りますか」

「その力を抜くことは自分でできますか」

 

こんな質問を繰り返しされていくうちに、治療に来たときよりもずっと

リラックスしてゆったりソファに腰掛けている状態になりました。

逆に普段からどんだけ体ガチガチになって、筋肉を強張らせて生活しているかに

気がつかされました。

 

それから次に行ったのが、「目で見たものを言う」ことです。

「今何が見えますか?」

「部屋の中の見ているものを10個順番に口にしてください」

私「えっと、クマのぬいぐるみを見ています。それから、ペットボトルと……」

とゆっくり時間をかけて見えるものをそのまま言っていきます。

見ているものに集中する事によって、自然と耳も澄まされていきます。

それまで聞こえなかった外を電車が通る音、風の音に気づくようになりました。

 

そして、それが終わるとカウンセラーさんはこう言いました。

「今見たものの中で気になったものを手に取ってみていいですよ」

私は少し迷って最後に見たバナナの置き物を選びました。

このバナナが柔らかい素材でできていて、

手で押すとむにむにして気持ちよかったです。

「その感触を充分に楽しんでください」

と言われて後はいくつか質問をされてそれに答えているだけの時間になりました。

 

どうですか?ここまで読んでみて。

私は正直、この時点でめちゃくちゃ疑っていました。

先生、これ本当に治療になってます?大丈夫なの?

 高いお金かけて今日はバナナをむにむにして終わりなのか……?

 

しかし、ずーっとバナナを揉んでいるうちに自分の頭の中の変化に気がつきました。

あれ?私、頭カラッポになってる……。

ただ周りのものを見つめて、耳を澄ましていろんな音も聞いて、

そして手を動かしてバナナの感触を味わっている。

それだけで、頭の中にあったぐちゃぐちゃの雑念が消えている。

不思議だ。私はカウンセラーさんに言いました。

 

私「あの、私頭の中がカラッポで静かな気持ちです」

「静かな気持ちですか。それはどんなイメージですか」

その時、私の地元で有名な綺麗な湖が浮かびました。

私「山の中の綺麗な湖です。とても静かで青空が広がった夏の湖です」

「そうですか。その湖のように穏やかで静かな気持ちなんですね」

私「はい……!」

 

そこでカウンセラーさんはこんな事を話して下さいました。

「ただものを『見る』、『聞く』、『触る』。

 その事に集中する事で、嫌な気持ちから離れることができるんですよ」

そして、その体の感覚を大事にしてほしいと。

私は今まで頭の中のことにしか意識がいってなかったんだと思いました。

頭の中が混乱していて、その混乱を隠すために新しい情報をどんどん入れて……、

その時私は「ここ」に生きていなくて、どこか違うところにいっていたんだ。

うつになって以来、ずっと悩まされていたぐちゃぐちゃの頭。

それがこんな単純なことで解決するんだ、と

本当に不思議なくらい穏やかな気持ちで治療を終えることができました。

 

SE治療をうけてみて まとめ

SEは本当に不思議な治療法です。

投薬とも普通のカウンセリングとも全然違います。

何やってるのかよく分からない、でも終わる頃にはすっきりとした気持ちになれます。

ですが心に悩みを抱えている方、私のようにずっと「しにたい、きえたい」と

思っている方の気持ちを軽くしてくれる治療です。

ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。

また来月行く予定なので、その時の様子もまたレポします。

トラウマ治療をうけてきたよ

おはようございます。

最近の朝はとても穏やか、ちよこです。

 

先週の金曜日にトラウマ治療を受けてきました。

今月始めにも行っていて、金曜日の治療は2回目でした。

ソマティック・エクスペリエンスという治療法をしているカウンセラーさんを

市のカウンセラーさんに紹介して頂いたのです。

 

トラウマ治療を受けた理由 

ここでもおいおい書いていこうかなと思っていますが、私の母はいわゆる毒親です。

産後、里帰り出産をきっかけに「うちの親はおかしい!」という事に気がつき、

そこからずっと自分と親の関係に悩まされていました。

その悩みは、対親だけでなく自分と娘の関係にも悪影響を及ぼしています。

その経験を消化したいという思いでトラウマ治療を受けることにしました。

 

トラウマ治療体験 1回目

1回目の治療ではタッチセラピーという治療を行って頂きました。

ベッドの上に横になって、カウンセラーさんにじーっと、

ただただじーっと肩や腕に手を置いてもらうという方法です。

おいおいこんな事で治るのかい、カウンセリングはしないの?

私と母の愛憎劇・語ると三時間ノンストップ話とか聞かないの?

と不思議な気持ちでいました。

しかし、そうやっているうちにふわーっと頭が軽くなってきて不思議な気持ちに……。

気がつくと私は、新婚旅行で行ったバリの海にいました。

 

「そうか、私は日本という国、そして今いる時代の価値観に囚われているんだ。

 子どもをつくらなきゃ、とか何歳までに何をしなきゃとかそういうのはないんだ。

 どんな風に生きたっていい。その時は羨ましがられる生き方も、

 時代の価値観が変わってしまえば何の意味もなくなるんだ」

 

「私は今、主婦で働いていなくて子どもも預けているけど、それが何だと言うんだ。

 世間からは浮いてしまったかもしれないけど、私は他の国でバカンスしてるだけ。

 バカンスの最中に『日本にいる友達は今頃仕事を頑張ってるのに、私は……』

 なんて考えないでしょ。ゆっくり休んでていいんだよ」

 

 と、こんな考えが心の奥から湧き上がってきたんです。

なんだか宗教っぽい?でもちゃんとした治療なんです。

そこで1回目は終了。なんだかふわふわしたきもちのまま1回目は終わりました。

長くなりそうなので2回目は次の記事に!

就職活動とは その3

今日は低気圧真っ只中。

絶好調にメンがヘラってるちよこです。

久々にどでかい希死念慮が来て夕方からさっきまで寝込んでいました。

 

実は先日、主治医に私は双極性障害じゃないのかという相談をしました。

調子のいい時はヒャッホー!と気分が乗って趣味の予定を次から次に立てたり、

(その時はできる!やれる!とワクワクしている)

趣味の材料を買い込んでこれ作ろう!あれ作ろう!とあれこれ計画してみたり。

でも。調子悪くなるとそれら全部がどうでもよくなっちゃうんです。

 

そういう状態を診察で話したのですが、鬱の時に躁鬱っぽくなることはある。

それが気になるようならお薬を出しますよという、あっさりした診察でした。

いや、素人で判断できないから先生に聞きたかったんですけど……。

と思ってもわかりました、で終わらせてしまうチキンな私です。

 

さてさて、今日は面接に行ってきました。

まるで行ったことのない近所にあるカフェです。

私より年下の「ほんわか系店長」(バイトのサイトにこう書いてあった)に

簡単な質問を受けてしゃべりました。

いやー、だめでしたね。全然。

面接シートの「長所・短所」の欄に「長所:真面目、明るい」と書いた時は

自分で笑っちゃいました。

もうずっと明るくないのに。病気でうつうつとして笑顔もなかなか出なくなった。

そんな私の長所が明るいって。

でも、病気になる前はそうだったんですよ。

こんな陰気でパッとしない地味な主婦に、

明るくて楽しそうなカフェの仕事は無理だったのかもしれません。

また明日も一件面接があるので行ってきます。

就職活動とは その2

こんにちは。

旦那のいる日はメンタルも比較的落ち着くちよこです。

結婚六年目を迎える節目の日でもあったため、

家族でお出かけしたり、買い物したり、と穏やかで楽しい時間を過ごせました。

 

さて、タイトルの就職活動について。

どうやら、活動するフィールドを間違えていたようです。

今までは派遣の事務で働けるところがないかなーと探していたのですが、

どうやら私はもう事務の仕事とかはできないみたいなんですよね。

ブランクがあってダメ、とか。フルタイムできないからダメ、とか。

もっとお手軽な所から始めないといけなかったみたいです。

いわゆる普通のバイト的な所とかですね。

 

私は自分がずっとOLだった時の記憶が頭に残っていて。

退職したのは職場が合わなかったからで、それは後悔していません。

ですが、今でもずっと心のどこかでそういう場所に戻れるって思っていたみたいです。

でも、現実はそうじゃなかったと。

能力、体力、何より子どものこと。

いろいろありますが、とにかくもう前の私とは全然違うんだなと、

就活してみてはじめて思い知ったというか。

現実が見えてなかったんだなと思います。

 

なので、今の住んでる所から近い場所でバイトを探してみました。

明日、明後日と面接に行ってきます。

人と話すのも本当に久しぶりで、たかが面接、されど面接。

今の私にとってはとっても大きな壁です。

ですが、乗り越えられたら大きな一歩になるんじゃないかなと、思っています。

今日はご飯食べたら履歴書を書く予定です。

頑張ります!

就職活動とは…

こんばんは。

うつが来そうになったらしっし!と追い払っているちよこです。

 

さて、インフルエンザも三日目に突入。

もうすっかり熱も下がり元気になりました。

やることがありません。

「よっしゃ、散歩行くか。」

 

というわけで、マスクをして短時間だけ近所を散歩してきました。

見れば近所の小学校で卒業式。なんだかちらほらと華やかな女の子たち。

えっ、最近って袴着るんだ、小学生が!

ちょうど今日のnews every.の特集でもやってましたが、

最近は卒業式に袴を着るのがおしゃれJSたちの中でブームなんだとか。

時代は変わりますね。

 

その散歩のついでに食材を調達。

そして…「フフフ、これがあれば私(インフル病原体)でも料理できる!」

とビニール手袋を買って来てマスクと手袋で夕飯の支度をしました。

(良い子は真似しちゃだめですよ!)

だってもう、暇なんだもん。なんにもすることないんだもん!

 

今日は調子がいいぞと昨日からしていた就職活動を再開。

派遣会社から電話が来るはずなんだけど…(ドキドキ)。

 

プルルルルル

 

きたーーー!!!

派「こちら〇〇サービスです」

私「は、はいうえcsmvksんbtg」(アカン、電話のおねいさんこわい……)

派「ご応募ありがとうございます。条件について確認よろしいでしょうか」

私「あっ、ひゃい」

派「条件に『時短勤務』と書かれておりますが……」

私「はい、こ、こどもがおりまして、お迎えに行かなければならないので……」

派「当社のご紹介できる案件が基本的にフルタイムのお仕事になりますが」

私「(えっ!)えーと、サイトで時短の事務の仕事を拝見して応募したのですが」

派「失礼いたしました。そうですね、こちら時短勤務のお仕事になります」

私「こういうお仕事って他にありますか」

派「そうですね……こちらのお仕事を含めて時短は2件のみです」

私「そ、そうですか(す、すくなっ)」

派「あの、お子様がいらっしゃるとのことですが、

  お子様が急病などの場合どなたかサポートしてくださる方はいらっしゃいますか」

私「えーと、基本的に私が仕事を抜ける事になります。主人もいますが、難しいかと」

派「かしこまりました。それでは社内選考ののち、ご連絡いたします」

私「はい、宜しくお願い致します」

 

無理じゃん。

いや、これ勝てる要素ないやん。

いきなりフルタイムもきついしお迎えもあるから時短なんだけど。

無理ですやんこれ。

もう途中からもういいー、落としてくれーって気持ちになって聞いてた。

世の中のお母さんたちはどうやって働いてるの?

ずっと続けてきた職があるんだろうけどさ。

転げ落ちた私みたいな人間はどうすりゃいいんじゃー。

とりあえず、エントリーはしたし、結果待ちます。

就職活動してるだけ一歩前進さ!