メンヘラママで、いいわけねー! 〜産後うつからの脱出〜

29歳出産、30歳産後うつ。32歳第二子出産。34歳夫と3歳娘。0歳娘今年誕生。

トラウマ治療をうけてきたよ

おはようございます。

最近の朝はとても穏やか、ちよこです。

 

先週の金曜日にトラウマ治療を受けてきました。

今月始めにも行っていて、金曜日の治療は2回目でした。

ソマティック・エクスペリエンスという治療法をしているカウンセラーさんを

市のカウンセラーさんに紹介して頂いたのです。

 

トラウマ治療を受けた理由 

ここでもおいおい書いていこうかなと思っていますが、私の母はいわゆる毒親です。

産後、里帰り出産をきっかけに「うちの親はおかしい!」という事に気がつき、

そこからずっと自分と親の関係に悩まされていました。

その悩みは、対親だけでなく自分と娘の関係にも悪影響を及ぼしています。

その経験を消化したいという思いでトラウマ治療を受けることにしました。

 

トラウマ治療体験 1回目

1回目の治療ではタッチセラピーという治療を行って頂きました。

ベッドの上に横になって、カウンセラーさんにじーっと、

ただただじーっと肩や腕に手を置いてもらうという方法です。

おいおいこんな事で治るのかい、カウンセリングはしないの?

私と母の愛憎劇・語ると三時間ノンストップ話とか聞かないの?

と不思議な気持ちでいました。

しかし、そうやっているうちにふわーっと頭が軽くなってきて不思議な気持ちに……。

気がつくと私は、新婚旅行で行ったバリの海にいました。

 

「そうか、私は日本という国、そして今いる時代の価値観に囚われているんだ。

 子どもをつくらなきゃ、とか何歳までに何をしなきゃとかそういうのはないんだ。

 どんな風に生きたっていい。その時は羨ましがられる生き方も、

 時代の価値観が変わってしまえば何の意味もなくなるんだ」

 

「私は今、主婦で働いていなくて子どもも預けているけど、それが何だと言うんだ。

 世間からは浮いてしまったかもしれないけど、私は他の国でバカンスしてるだけ。

 バカンスの最中に『日本にいる友達は今頃仕事を頑張ってるのに、私は……』

 なんて考えないでしょ。ゆっくり休んでていいんだよ」

 

 と、こんな考えが心の奥から湧き上がってきたんです。

なんだか宗教っぽい?でもちゃんとした治療なんです。

そこで1回目は終了。なんだかふわふわしたきもちのまま1回目は終わりました。

長くなりそうなので2回目は次の記事に!

就職活動とは その3

今日は低気圧真っ只中。

絶好調にメンがヘラってるちよこです。

久々にどでかい希死念慮が来て夕方からさっきまで寝込んでいました。

 

実は先日、主治医に私は双極性障害じゃないのかという相談をしました。

調子のいい時はヒャッホー!と気分が乗って趣味の予定を次から次に立てたり、

(その時はできる!やれる!とワクワクしている)

趣味の材料を買い込んでこれ作ろう!あれ作ろう!とあれこれ計画してみたり。

でも。調子悪くなるとそれら全部がどうでもよくなっちゃうんです。

 

そういう状態を診察で話したのですが、鬱の時に躁鬱っぽくなることはある。

それが気になるようならお薬を出しますよという、あっさりした診察でした。

いや、素人で判断できないから先生に聞きたかったんですけど……。

と思ってもわかりました、で終わらせてしまうチキンな私です。

 

さてさて、今日は面接に行ってきました。

まるで行ったことのない近所にあるカフェです。

私より年下の「ほんわか系店長」(バイトのサイトにこう書いてあった)に

簡単な質問を受けてしゃべりました。

いやー、だめでしたね。全然。

面接シートの「長所・短所」の欄に「長所:真面目、明るい」と書いた時は

自分で笑っちゃいました。

もうずっと明るくないのに。病気でうつうつとして笑顔もなかなか出なくなった。

そんな私の長所が明るいって。

でも、病気になる前はそうだったんですよ。

こんな陰気でパッとしない地味な主婦に、

明るくて楽しそうなカフェの仕事は無理だったのかもしれません。

また明日も一件面接があるので行ってきます。

就職活動とは その2

こんにちは。

旦那のいる日はメンタルも比較的落ち着くちよこです。

結婚六年目を迎える節目の日でもあったため、

家族でお出かけしたり、買い物したり、と穏やかで楽しい時間を過ごせました。

 

さて、タイトルの就職活動について。

どうやら、活動するフィールドを間違えていたようです。

今までは派遣の事務で働けるところがないかなーと探していたのですが、

どうやら私はもう事務の仕事とかはできないみたいなんですよね。

ブランクがあってダメ、とか。フルタイムできないからダメ、とか。

もっとお手軽な所から始めないといけなかったみたいです。

いわゆる普通のバイト的な所とかですね。

 

私は自分がずっとOLだった時の記憶が頭に残っていて。

退職したのは職場が合わなかったからで、それは後悔していません。

ですが、今でもずっと心のどこかでそういう場所に戻れるって思っていたみたいです。

でも、現実はそうじゃなかったと。

能力、体力、何より子どものこと。

いろいろありますが、とにかくもう前の私とは全然違うんだなと、

就活してみてはじめて思い知ったというか。

現実が見えてなかったんだなと思います。

 

なので、今の住んでる所から近い場所でバイトを探してみました。

明日、明後日と面接に行ってきます。

人と話すのも本当に久しぶりで、たかが面接、されど面接。

今の私にとってはとっても大きな壁です。

ですが、乗り越えられたら大きな一歩になるんじゃないかなと、思っています。

今日はご飯食べたら履歴書を書く予定です。

頑張ります!

就職活動とは…

こんばんは。

うつが来そうになったらしっし!と追い払っているちよこです。

 

さて、インフルエンザも三日目に突入。

もうすっかり熱も下がり元気になりました。

やることがありません。

「よっしゃ、散歩行くか。」

 

というわけで、マスクをして短時間だけ近所を散歩してきました。

見れば近所の小学校で卒業式。なんだかちらほらと華やかな女の子たち。

えっ、最近って袴着るんだ、小学生が!

ちょうど今日のnews every.の特集でもやってましたが、

最近は卒業式に袴を着るのがおしゃれJSたちの中でブームなんだとか。

時代は変わりますね。

 

その散歩のついでに食材を調達。

そして…「フフフ、これがあれば私(インフル病原体)でも料理できる!」

とビニール手袋を買って来てマスクと手袋で夕飯の支度をしました。

(良い子は真似しちゃだめですよ!)

だってもう、暇なんだもん。なんにもすることないんだもん!

 

今日は調子がいいぞと昨日からしていた就職活動を再開。

派遣会社から電話が来るはずなんだけど…(ドキドキ)。

 

プルルルルル

 

きたーーー!!!

派「こちら〇〇サービスです」

私「は、はいうえcsmvksんbtg」(アカン、電話のおねいさんこわい……)

派「ご応募ありがとうございます。条件について確認よろしいでしょうか」

私「あっ、ひゃい」

派「条件に『時短勤務』と書かれておりますが……」

私「はい、こ、こどもがおりまして、お迎えに行かなければならないので……」

派「当社のご紹介できる案件が基本的にフルタイムのお仕事になりますが」

私「(えっ!)えーと、サイトで時短の事務の仕事を拝見して応募したのですが」

派「失礼いたしました。そうですね、こちら時短勤務のお仕事になります」

私「こういうお仕事って他にありますか」

派「そうですね……こちらのお仕事を含めて時短は2件のみです」

私「そ、そうですか(す、すくなっ)」

派「あの、お子様がいらっしゃるとのことですが、

  お子様が急病などの場合どなたかサポートしてくださる方はいらっしゃいますか」

私「えーと、基本的に私が仕事を抜ける事になります。主人もいますが、難しいかと」

派「かしこまりました。それでは社内選考ののち、ご連絡いたします」

私「はい、宜しくお願い致します」

 

無理じゃん。

いや、これ勝てる要素ないやん。

いきなりフルタイムもきついしお迎えもあるから時短なんだけど。

無理ですやんこれ。

もう途中からもういいー、落としてくれーって気持ちになって聞いてた。

世の中のお母さんたちはどうやって働いてるの?

ずっと続けてきた職があるんだろうけどさ。

転げ落ちた私みたいな人間はどうすりゃいいんじゃー。

とりあえず、エントリーはしたし、結果待ちます。

就職活動してるだけ一歩前進さ!

インフルエンザ!

おはようございます。

最近あんまりヘラってないちよこです。

先週金曜、ついに魔のトンネルを抜けました。

朝の光が眩しい!空気美味しい!パンが美味い!!

と旦那&娘を送りがてらカフェに寄ってゆったり過ごしたり、

旦那の誕生日祝い(と言ってもうつ期だったので準備0)したり、

趣味のイベントに出かけたりととても楽しい週末でした。

 

……が。

火曜日から発熱。

おっかしーなー、娘の風邪うつったか?くらいでした、最初は。

しかし、どんどん上がる熱!全身に広がる関節痛!

おかしいぞ。

夕方熱が40℃を越えた時点で、「こりゃインフルエンザだ」と確信しました。

(多分イベントでもらってきたんだろうな〜)

 

翌日、旦那に連れてってもらい病院へ。

先生「予防接種は打ちました?」

私「はい」

先生「うーん。それで40℃も熱出るってありえないんだよね〜」

私「えっ」

先生「たぶん、効いてなかったんでしょうねワクチン」

私「ええっ!?」

そんな……じゃあ私はこの冬、「ワクチン打ったし余裕余裕♫」と思いながら

過ごしていたけど、実はノーワクチン状態で過ごしていた……と!?

んなアホな……。

 

その後検査(鼻に長ーい綿棒突っ込まれる痛いやつ、すごい変な声出た)で、

はい、見事A型陽性!!!

発症日はカウントされないそうなので、昨日から五日間の外出禁止令が出ました。

私の三連休……終わった。

 

というわけで、今も基本安静にして過ごしています。

普段使っていない部屋に私は隔離。

他の部屋に出る時にはマスク着用。

なかなか不自由な生活ですが、なってみて良かった事もありました。

 

それは、「病気の時は休んでいていい」と実感できた事。

風邪でもインフルでも具合が悪かったら寝て休む。

当たり前ですね。

でも、自分の心の病気だとそうは思えなかったんです。

「体のどこも悪くないのに、寝てばかりいるダメなやつ」

そう自分を責めていたんです。

インフルになって寝込んだ事によって、

「具合悪い時に無理して起きるなんてよくない。ちゃんと休もう」

という事が自分の心と体でちゃんと実感できたんです。

「うつっていう病気なんだから休んでいろ」

とよく旦那に言われていましたが、そんな風には思えませんでした。

でもこれからは、自分に「ちゃんとやすんでいいんだよ。病気なんだから」

と調子の悪い時に言ってあげることができそうです。

なんとなく復活。

今日も今日とて元気にメンヘラ!

患ってます。太陽の光が眩しいです。

 

というわけで、長らく放置していたブログを再開することにしました。

よくこんなに放置していたなと自分でもびっくりです。

我が子の成長は早いですが、まだ一年しか経っていないんだなとも思います。

子育てって時間の感覚がわからなくなります。

 

そんな私の2016年は散々でした。

このブログを始めた一月なんかは自分のFacebookも更新していました。

多分、「自分は大丈夫!」「元気に育児やってます!」って

周囲にアピールしたかったんでしょうね。

このブログを始めてみたりとか。

ほんと、必死でした。

 

そこから、

4月→そろそろ自分の将来が気になり始め、

急に産前通っていたネイルスクールに復学しようとする

5月→友人から保育園に入れてみては?と聞き、すぐに行動

全然入れない現実を知る

この辺で本格的に自分の未来が分からなくなりパニックに

胃痙攣で病院に運ばれる

このままでは家族の誰かが死んでしまうと役所に陳情

6月→私、うつ病と診断。傷病理由で娘、保育園へ通うことに

 

そして、私はずーーーーーーーーっと休んでます。

どう思います?

世の中で毎日元気で働いている人、子育て頑張っているお母さん。

私のことどう思うんでしょうね?

穀潰し?

生きてる価値がない?

母親の資格がない?

大丈夫、そんなこと私が一番思いながら生きています。

 

働いてもいない、子どもの世話もできない。

ただ毎日生きているだけ。

そんな私っている意味あるのでしょうか。

 

29歳で子どもを産んで、一年子育て頑張りました。

無理でした。病気になりました。

その先には何もありません。

母親として育児を頑張る人生も、

働いて世の中で役に立つ人生も、

子どもを産まずに悠々自適に過ごす人生も、

私にはどの選択肢も選ぶことができないまま30歳になってしまいました。

 

そんな30歳も折り返し地点過ぎました。

でも、そんな私が生きていることを知ってほしい。

いつかはこんなブログ書いたねと笑えるような人生になってほしい。

そんな気持ちでこの文章を打っています。

 

これからも日々の出来事や自分の病気のこと、書いていこうと思います。

どうか、誰かの目にとまりますように。

同じような状況の誰かに届きますように。

「赤ちゃん 〇〇」で検索することの無意味さ

こんばんは、ちよこです。

なんだか、一つ前の記事がたくさんの方に読んで頂いたようです。

ありがとうございます。

(やっぱ、あんな超人ママはいないって思ってるお母さん多いってことだよね!)

 

siskin.hatenablog.com

 

 

先日、娘が5ヶ月を迎えました。

今までは私のネントレのおかげで、朝までぐっすりスヤスヤな子だったのですが、

最近はちょっとの物音で起きます。

なので、夫婦揃って忍者のように暮らしています。

 

さて、今日のテーマは「育児とネット検索」についてです。

私は娘が初めての子供ということもあり、

育児について、産前に全く情報を仕入れていませんでした。

(もし無事に産まれなかったら…とか、産んでから考えりゃいいとか思ってました)

そして育児が始まってから怒涛のネット検索の日々が始まったのです。

 

「赤ちゃん 寝ない」

「赤ちゃん 授乳 何回」

「赤ちゃん お昼寝」

「赤ちゃん 機嫌 悪い」

「赤ちゃん 泣き止まない」

 

毎日毎日、必死で手がかりを求めて検索しました。

当時は里帰りしていましたが、母親はあてにならず、

祖母の大昔の育児知識では殆ど役に立たなかったのです。

 

そしてグーグル大先生が1ページ目で出してくるのが、育児系の情報まとめサイト

「赤ちゃんが夜寝ない。ママにとってこれほどストレスになることはありませんよね」

と優しい語り口調で語りかけてきます。

「赤ちゃんが寝ない原因は様々ですが、以下のような事が考えられます」

ふむふむ…これは知ってる。これも知ってるぞ。

「寝ない時は試してみて!先輩ママおすすめ寝かしつけテク!」

知ってる、やってる。これ全部試してそれでもダメだから調べてるの。

「いかがでしたか?赤ちゃんが寝ないと大変ですが、睡眠時間が短いのも

その赤ちゃんの個性かもしれません。うまく付き合って楽しく育児できると

いいですね!」

 

ねぇ、読んだ時間返して。

「赤ちゃんの個性☆」で片付けられたら、最初から苦労しないっつーの!!!!!

そんな広い心で受け止められないくらい、こっちは追い詰められてるんだよ…。

 

確かに育児系サイトに書いてある情報は有効な情報もありますが、

全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないんです。

「赤ちゃんってだいたいこうすればイイけど、

それがあなたの赤ちゃんに当てはまるかは分からないゾ☆」

という注意書きが「赤ちゃんの個性☆」なんて一言に集約されている気がします。

もちろん個性はあるんでしょうけど、

そんなの分りきった上で役に立つ情報がないか探しているんです。

 

そんな事を繰り返すうちに虚しくなってきて、調べるのをやめることにしました。

だって、私がそうやってスマホやパソコンで調べ物をしている間も、

赤ちゃんは泣き止まないし、寝ないし、お腹空かせてるし。

答えは目の前の赤ちゃんと向き合って、二人で作っていくしかないんです。

 

…とは言っても自分が辛い時には、

「育児 辛い」「育児 死にたい」「育児 孤独」

とか調べてますけどね☆

 

弱くてもいいさ、明日も娘と私が元気なら。